フロリダツアー最終日 跳ねるコートでテニスをして欲しい。

明日早朝に出国します。今日、オレンジボウルを見学し、ショッピングモールに行き夕飯を食べて帰りの準備をして米国での全日程終了となります。無事に帰国するまでは終わったわけではないので、全員で無事帰国できるように気を抜かないで準備したいと思います。

今日、オレンジボウルを見学に行きました。グランドスラムに次ぐレベルの大会ですが、グランドスラムに出場する選手たちと同じです。レベルの高さは当然高いわけで、この中から次のトッププレーヤーが生まれるわけです。

男子も女子もサーブがすごい。当然ファーストサーブは男女共にすごいのは当たり前ですがら、特にセカンドサーブのスピード、スピン、コントロール力の良さが目立つなと思いました。

ストロークやボレーといった技術の使い方が多彩に感じます。教えられたものと感性、感覚のバランスがうまく取れていて、的確なコントロールショットと仕掛けた時、仕掛けられた時のショットが勝敗を左右してるなと思いました。

まあ、当たり前のことですよね、上手い人の集まりなんですがら、上手さから強さへの変換が自然にできてる選手が勝つのは当然です。

この感性のテニスを日本のジュニアにもわかって欲しいなと思います。教えてもらえるショットは日本人ジュニア達は本当に上手いので、3セットでのゲームのかけ引きや上手いから強いの変換ショット。自分のプレースタイルの確立を得て欲しい。しかし、目の前だけの試合を追い求めると、打ち方だけの話やつなげる守りだけのミス待ちテニス、スーパーショット特集のような打つだけのスピードテニスになっちゃうんですよね。だから身体できていない時期のミスの多い12歳では勝てるんですが、だんだんと勝てなくなってくる。

ということは、12歳、14歳の試合結果なんて、なんでも良いと思うのですが、まあーそうならないのがジュニアテニス環境ですねー。ジュニア達も試合に出るからには勝ちたいだろうし、保護者も負けるよりは勝ちたい思いが強くなるだろうし、コーチも結果を出さないとジュニアや保護者からのプレッシャーに耐えられないだろうし、この12歳、14歳くらいで自分のプレースタイル探しと16歳に向けた準備期間として費やすことができるといいなー。と思います。

我が子もテニスをして試合にも出ていますし、今回のフロリダツアーにも参加しています。世界の選手達、いろんなコート環境や練習環境を知って、挑戦して、ツアーの楽しさや難しさを体験することができるといいですね。

コート環境も日本とは違います。同じハードコートでも跳ね方が違う。身長150センチでは届かないボールがあるし、打点も日本より高い打点の処理の数がまったく違います。なのでこの3週間でグリップが厚くにぎり気味。これは仕方ないですね。届かないから自然に対応してるわけです。錦織圭選手のグリップが厚いのも当然。だから、スピンで勝負するのではなく、日本人は少しフラット気味にプレーしないと勝つのは厳しいんじゃないかなと思います。

これも現地である程度の期間滞在するからわかることで、試合だけではわからないでしょうね。これが南米やヨーロッパのようにレッドクレーだとまた違うものがわかるのかなと思いました。

跳ねるコートでテニスしないとダメだと言うことです。砂入り人工芝のダメさを更に実感しました。

明日は3時半起き…。早起き頑張ります!

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