重圧と精神力

昨日、全国選抜ジュニア香川県予選12歳以下の部、10歳以下の部が生島の総合運動公園で行われたので視察と応援で出かけてきました。

日ごろの練習のときに見せる顔と試合会場で見せる顔のが違う。ドキドキハラハラしながら試合を待つ子、絶対勝ちたいと闘志を燃やしている顔、いろんな表情が試合会場では見える。

10歳や12歳以下といった一般社会では小さな子供。しかしテニスという競技は、一度試合でコートに入ると途中で無断にコート外にでることはできない。困ったときに第3者に相談することもできない。ジャッジ(審判)進行も一人でしなければならない。大人にとっては簡単なことかもしれないが、子供にとっては大仕事。そんな孤独な競技である。

勝ちたい、勝たなくちゃ、負けたくない、負けられない。そんな重圧(プレッシャー)に押しつぶされそうなこともあるかもしれない。大人も同じ。どうやって抜け出すのか。「気楽に、気楽に」という言葉で気楽になれるかもしれない。
でも本当の抜け道は「ファイティングスピリッツ」戦う精神力がみなぎるから向け道が見つかる。
試合と練習は違う。練習でできるから試合でできるという保障はない。保障がないから不安になる。

仕事も同じ、保障があれば安心して過ごせる。でも保障はない。
自分が一生懸命頑張っても、今回の不況には誰も勝てない。
勝てないからといって諦めることはできない。
この不況と戦う精神力のある者だけが勝ち残る。

テニスの試合はトーナメント戦。生き残りをかけた戦いである。

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