今、全豪オープンが開催され4回戦が終わり終盤に入った。
男子では前評判通りの選手が勝ち進んでいるが、女子のシード選手が消えていった。
テニスクラブのTVでは、全豪オープンが映し出されレッスンの前に足を止めて見入る人やレッスンが終わった後に食い入るようにプロのプレーに魅了されている。
私がテニスを始めて初めて好きになった選手「ジョン・マッケンロー」カーリーヘアにヘアバンド、タッキーニのウエアとウイルソンのひし形がトレードマークのプロスタッフ。そしてナイキのフォレストヒルズ。
憧れた選手のウエアや格好、スタイルの真似をしながらテニスを楽しんだ。できもしないドロップショット、サーブ&ボレー、子供ながらにマッケンローみたいなショットが打ちたいと思った。
今の全豪に出場している選手を見ると真似をしたいと思うプレーからかけ離れてしまった。ラケットの技術革新や東欧選手のパワープレーかクレイコート育ちのタフな選手たち。
かつてのテニスのイメージ通りのイギリス、アメリカ、イタリア、ドイツの選手は皆無ではないが影を潜めてしまった。ドロー表には、ロシア、セルビア、チェコ、スロバキア、ユーゴスラビア、など1980年代のテニスとは違う。政治的背景もあり東欧中心のテニス界。
その中で、フランス人のモンフィス、ツォンガ、が活躍、二人とも黒人系選手である。1980年代もヤニックノアという黒人系フランス人選手がいた。
1800年台後半のフランス帝国。植民地拡大政策によりアラブ系・黒人系が多い国である。モンフィス・ツォンガが子供たちの憧れの選手になる日がくるかもしれない。
アラブ系フランス人のジダン選手がサッカー界でスーパースターになったように。
私は今でもジョン・マッケンローに憧れUSAロゴ入りのデ杯ウエアを大事に着ている。
自分も学生時代、期末の試験勉強もそっちのけで大会期間中はウィンブルドンの放送に釘付け。その試合の中で躍動するマッケンローのプレーにあこがれて、テニスを始めました。最近当時のビデオを手に入れる機会があり、久々にマックのプレーを見て懐かしさ半分、よくもあれだけ詰まって打てるものだと感心半分だったのですが…突然気づきました。自分も同じタイミングで打ってる!そらボール飛ばんわな!!(もちろんフォームは全然似てませんが)自分はマックのように天才的なタッチは持ち合わせていないので、コーチの教え通り正しいフォームで打てるようがんばりマス。
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