子供の成長

今日午前中にお休みを頂いて娘の卒園式に出席した。
とてもアットホームで心温まる卒園式だった。



先生は一人ひとりに目を見ながら激励の言葉をかけてくれた。
恥ずかしそうにする子やちゃんとお礼の言葉を言える子供
作業効率だけを考えた事務的なものとは違う、この大切な日をもう少ししたらこの子たちも理解できると思う。




3年前を振り返ると入園式では本当に毎日通えるのだろうかと不安感といろんな経験をして成長して欲しいという期待感が入り混っていた3年前。

日を追うごとに、もっと成長して欲しいと欲が出てくる親心。
健康で毎日が過ごせたらいいと思いながらも、勉強や運動、習い事を強要している自分がいたことに気付いた。

大きな木に育ってほしいと願っても、卒園したばかりの子供たちはまだ、土から芽が出てやっと葉が見えたくらい。
大きな木に育つには目には見えない土の下でしっかりと根を張らないと、いつかは自分を支えきれなくなり折れてしまう。

今は見えていることよりも、土の下に根を張れるように環境を整えることが親の仕事だと思った。根さえしっかりしていれば、後は自分で大きくなれる。

先日ブログ内で学級崩壊という話題に触れたが、数年前に幼稚園を卒園した子供。わずか４、５年で何があったのか？
わずかな変化を敏感に感じ取る大人がいなくなったのかもしれない。