先日、我が家のマンションでの中庭緑化計画について書きましたが、先週の金曜日に届いた「ティフトン」の苗を植えました。
届いたティフトン苗の期限があったため、金曜日の2時にスタートし途中夕食を挟み夜の11時半までかかり170平米を終えました。
マンションに住んでいる友人でもあり屋島TCの会員でもある方4名、合計3世帯の夫婦6人がかりでした。
確かにこの中庭に芝生が生え心地よい場所になることを想像しながら作業していることも楽しい。でも人間本来のDNAがこの作業に関係しているのではないかと思いました。
大人6人が夜の11時半まで土を掘り返し苗をばら撒き、丁寧にまた土をかぶせる。そして生えて欲しいをいう思いを込めながら水をまく。
あっという間だった。というより楽しかった。
土をいじる感覚を知らないわけではないが、手が汚くなることはなんともないどころか土の匂いや冷たさ、感触が安堵感を満たす。
それには理由がある。
土離れしていく人間たち。
野生動物に比べ人間は色々な病気に苦しみすぎている。癌や糖尿病に始まり生活習慣病や虫歯。犬にも癌や糖尿病や虫歯も最近では多い。
犬は昔は家の外につながれて人間の食べ残しを食べていた。
それが食生活が変わり、家の外でつながれて土の上で生活していたのに今では家の中やマンションで飼われている。犬の土離れである。
昔、田舎の子供たちは砂場で遊んだり泥遊び、家畜小屋やお寺の境内、土手や川原、野山で遊んでいた。そんな遊びの中から免疫細胞が作り出され、強いアレルギー体質を作るらしい。子供の土離れ。
もしかすると子供の花粉症、食べ物アレルギー、シックハウス症候群、動物アレルギーもそのせいかもしれない。
土にはさまざまなミネラルが含まれ、土に触れることによりミネラルを自然に摂取していたと考えられている。ミネラルは人間の身体では作り出すことはできない。
土をいじり心地よく感じることは自然な欲求だったのかもしれない。
土をいじることにより、不足していたミネラルを身体が摂取しようとする自然な行動なのかもしれない。
汚れることいやがり舗装されていく道。香川県は舗装率99%(全国1位)
土離れは人間を破壊していくかもしれない。
やはり日本はもう一度、第一次産業にもどるべきかも。
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