佐野元春&THE COYOTE BAND LIVE 大阪

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佐野元春に会いに昨晩大阪まで行きました。
大阪にいる友人と二人で。
昨年リリースした「COYOTE」というアルバム
最近では珍しいコンセプトアルバム。1980年代から佐野元春を聞いていた私にとってはとてもメッセージ性の高い曲ばかりです。

最後の「コヨーテ海へ」「黄金色の天使」は「ガラスのジェネレーション」からちょっと大人になった私にとても興味深く感じる曲です。

今回のライブに行って良かったと思うことは、中学のころ佐野元春の音楽に出合えて良かった。と実感した。
中学の同級生のお兄さんがもっていたアルバム「Back to the street」。長渕剛やオフコースもあったけれど、佐野元春をなぜか選んだ。あのころは佐野元春の音楽性を理解していたわけではないが、聴き入った。

そして、高校生になったとき「Visters」のアルバムを聞いて、自分から遠ざかってしまったように思え、そしてしばらくの間、佐野元春の音楽の時間が空いた。
そしてまた佐野元春の音楽に触れるようになり、「COYOTE」。

今回のライブでも、「COYOTE」のアルバム全てを演奏。
アンコールではオーディエンスも待っていたかのように1980年代に。「DOWN TOWN BOY」
このSOMEDAYのアルバムから「DOWN TOWN BOY」が始まった瞬間、COYOTEの「コヨーテ海へ」「黄金色の天使」の感情が高まり、心にじーんと来た。涙が出そうなくらいに感動を得られ、昔の自分へと移り変わった。
「DOWN TOWN BOY」の歌詞にはこんなフレーズがある。

すべてをスタートラインにもどしてギヤを入れ直してる君
オールナイトムービー入り口の前では
くわえタバコのブルーボーイたったひとつだけ残された
最後のチャンスに賭けている

DOWN TOWN BOY DOWN TOWN BOY
センチメンタルな Runaway
明日からのことも分からないまま 知りたくないまま
But it's alright Yes he's a DOWN TOWN BOY

このフレーズを聞いたとたん我慢していた涙がこぼれた。

そして佐野元春という、社会的メッセージを送り続けるアーティスト。もう日本には少ない。
若いころに音楽から影響を受けた人は多いと思う。
もう一度、自分が昔とても好きだったアーティストの歌を聴いてみてはどうですか?

今の子供たちが大人になった時、好きな音楽を聴いてこんな気持ちになれるのだろうか?

DOWN TOWN BOYを聞いてみてください。



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