杉山愛選手の凄さ

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日本女子テニス界のスター、杉山愛選手が引退しました。
17年間のプロ生活にピリオドを打つ。

現在世界の女子テニス界は低年齢化している。それは今に始まったわけではない。
��クルニコワ、Mナヒンギス、Jカプリアティなど十代で世界のトップに踊り出る選手ばかり、その中で現在34歳という年齢を考えればベテラン中のベテラン。

かつては世界のトップ10入りしダブルスでは世界No1。
グランドスラムのダブルスタイトルは3つウインブルドン以外は優勝している。

そんな素晴らしい戦績と、大きなケガがないこと。
これは凄いことだと思います。私が知っている範囲ですが、捻挫くらいしかないかもしれないです。
どんなに素晴らしい才能があったとしてもケガばかりでは先に進めない。杉山選手の17年間のプロ生活で最も素晴らしい選手タイトルだと思います。

私は神奈川県の荏原SSCというテニスの施設に高校3年間居ました。
杉山愛選手も荏原SSC出身のジュニアなんです。
私が高校のころはまだ小学生の低学年くらいで小さくて可愛らしい女の子。まさか世界の杉山になることは想像もできませんでした。

実は高校も同じ。湘南工科大学附属高校というテニスに力を入れている高校。杉山選手は高校卒業後プロ転向するぐらいのトップジュニアで世界ランキングもNo1。
ジュニアで世界No1になったら次はプロ。
当たり前のような世界ですが、テニスで世界に通用することがどんなに難しいことかは、現状のプロ選手の活躍を見れば分かると思います。でもけしてそれは不可能なことではなく、チャレンジする精神の限界を誰が作るのかが問題。

自分で道を切り開き、自分で限界を作る。
人がひいてくれた道は夢には辿り着かない。
夢は自分で切り開いた道にしかありません。

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杉山愛さんも伊達公子さんも松岡修造さんも自分で切り開いた道
だったように思えます。
仕事も同じ。人に切り開いてもらった道は歩きやすく大ケガもない。
自分で切り開く道は、先が見なく果たしてこれが夢に続く道なのか、どうなのか?分からない。

でもそんなことをいちいち気にしてては何事も起こらない。
スポーツ選手が世の人々に与える影響は計り知れない。
スポーツのいいところがまた見えた。


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