ココ・アヴァン・シャネル

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昨晩「ココ・アヴァン・シャネル」の映画を見に行きました。
前もって行く予定はありませんでしたが、急きょ行くことに。
正直シャネルブランドにはあまり興味はありません。
ただ、シャネルブランドを築き上げた女性として興味がありました。

映画の内容は主人公の生き様というよりは、シャネルを立ち上げるまでの恋愛物語。
貧困、孤独、偏見への反発からにじみ出る独創的な自立心を演出しているように思えました。

主人公が一見不幸であるかのように思えますが、踊り子だったキャバレー時代に知り合ったフランスの大富豪、恋愛に落ちた英国の実業家。女性の社会進出が確立されていない時代に絶対必要な投資家たちとの出会いがあったことは不幸ではなく幸福である。

しかし恋愛に関しては幸福ではなく不幸が続く。
仕事に対しての志と恋愛、普通の女性ならだれもが求める結婚への拒絶。女性として不幸なのか幸福なのか?これは考え深い。

映画の中で名言として紹介されていた「シャネルは1つのスタイル。ファッションは廃れてもスタイルは残る。」
シャネルブランドを立ち上げる前から持っていた自分のスタイルが最後までブレていない。

男性のダンディズムや女性のエレガンティズムが再認識されようとしている。


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