週休1日というサイクルだと、自分だけの時間を作ることが難しい。
何かと休日になるとバタバタとしている。
今週の休日は、朝からピアノのレッスンに行き、歯医者で歯のメンテナンス。
昼食を済ませてから家内とカフェでお茶をした。
umieには一人でもたまに寄り、本を読んだり、何もしない時間を過ごしたりと自分だけの時間を過ごす最適の場所である。
東京から帰郷して12年が経つ。12年前は自分一人の時間が重要だとか、必要だとかを思うことはなかった。それどころか、自分一人の時間が続くことが恐怖となることさえあった。
自分の時間が必要になることが自分の中で何を意味しているのかはわからないが、あまりにも無意味で無機質な情報が蔓延している今、自分で必要な情報と不必要な情報を選択しなければならなくなっているからかもしれない。
インターネットというとても便利で無限の可能性を秘めた怪物。
なんでもネットで手に入る時代であるから、惑わされやすい。
本質を見失う危険性さえある。先日も社内で打合せをしたときの書類をまとめた時の情報源のほとんどはネットから。
対して専門的な知識がなくても、それなりにまとまったものができてしまう。
村上龍の「無趣味のすすめ」という本にもこれと似たことが書いてあった。
どんなに素晴らしい資質をもったリーダーでも何をすればいいのか分からない者は組織をダメにする。
夢のことは楽しく語り合えるが、目標は達成されるべきで語られるものではない。目標を達成しようと必死な者は他人に目標を語っている時間などない。
村上龍らしい語り口でしょ。
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