BMWと言えばこれだろ。

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昨晩も軽く隣人と飲んだ。最近、気持ちのモヤモヤ感やどんより感の吐き出し口に困っていたから、ちょうど良いタイミングだった。
飲みながら車の話になった。どうして昔の車に魅力を感じてしまうのだろうか?って。
このBMWの写真をみて「おっ!」って思う人は「スーパーカーブーム」を知っている人だと思います。

私が小学生のころ屋島テニスクラブの会員さんでこのBMWを乗っている方がいて、スーパーカーブームだったころ、よく隣人と一緒に車に乗せてもらいました。「ベンベーのおっちゃん」と呼んでいたころを思い出します。
だからBMWと言えば「これだろ!」というのが昔はあったんですね。

そして昔の車論について隣人はこう言っていました。
「今のBMWやポルシェ、ベンツにしてもSUVやコンパクトカーを作り、どのマーケットにも対応できるようになっているためメーカーの特色が出にくい。」とね。昔はポルシェと言えば、ベンツと言えば、VWと言えば、と言うようにわかりやすかった。
確かにエンブレムを見ないとどこの車なのかわからない車もある。

2年前の車の雑誌を見ながら「これほしい~」「フェラーリなら412これだな。」とか小学生と変わらない会話をしてました。
こんな車いいな。と思いながら自分は何を考えているかというと”自分が乗っている気分を創造して楽しんでいる”。
どうもそこで隣人と合わないのは、隣人はどうやらテールランプのブランドとかホイルに素材とかエンブレムが焼物だとか細かすぎる。
良く言えば「奥深い」・・・・マニア。

確かに今日もテニス大会の開催の件でテニスメーカーさんが来られていましたが、単なる集客だけを目的にしてしまって「特色」が出せていないと悩んでいました。ここでも大量消費・大量生産の歪が見えてきています。
単純に集客だけを目的にすると何でもアリの安売り品になってしまい本当にやりたいことができない。
でも、やりたいことばかりに固執してしまうと集客が望めない。
で結局「昨年同様で・・・・」みたいになってしまうので、それは避けたいと思っています。

テニス大会も「冠」:スポンサーが違うだけで何の特色もない大会もあるし、スポンサーが大会を通じて伝えたいことができている大会もある。
収益や集客は「空気」ですから無いと生存不可能。あって当たり前。なので、何の為に空気を吸うのか?ということですから、目的が明確にユーザーにアプローチできたほうが良いでしょうね。

ユーザーのほとんどの方が「趣味」ですからモノを供給する側が押しつけがましくなってはユーザーは避けて行きます。
「この大会は誰がNo1だ?」という意味がもう、わからなくなってくるのもわかるはず。
家族で参加できる大会であったり、テニスをしない友人でも一緒に応援しながら楽しめたり「+アイデア」が必要ですね。

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