7400分の1の地図

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グーグルの航空写真地図をつなぎ合わせて7400分1の地図を作ってみた。
地上から170cmからみるものと上空から見るものは全く違う。
しかも、A4やA3規模で見る大きさと140cm×70cmで見るものは違う。

距離感、敷地規模、主要施設との立地条件など考えさせられることも多かった。
屋島と五剣山のふもとに位置し北には瀬戸内海、すぐ隣には相引川。
集客という観点からみるとけして好立地とは言えない。

でも好立地ではないだけに緑豊かなロケーションが広がる。
これが屋島テニスクラブのアイデンティティだと思っているので存分に生かしたいです。
「非日常感」が身近な場所で感じられたらいいかなと思っています。

高級な建物や高級なイスやテーブル、高級な食べ物や飲み物ではなく、いつもより少しだけのんびり。いつもより少しだけ贅沢な時間。が「非日常感」であることじゃないかな。
高級なものがもう必要ではないことに気が付いている人は多いし、わかりにくいかもしれませんが「質感」が大切な時代になっている。
ちょっとした質感の違いに敏感になっている時代は「売り文句」が強いと拒否反応で帰ってくる。

テニスクラブの質感をどう感じてもらうか。
クラブの周りは何があるのか?このロケーションをもっと生かすためにはどうすれば良いのか?とか考えていたら、大きな地図で見てみようと思っただけ。
古いお寺や神社、城跡、公園、墓地、学校、港、役場、・・・・
今はマンションや家が立ち並ぶ街ですが、何十年前は小さな丘から周りを見渡せたはず。
何か人が動きや街作りの理由があると思うんですよね。

何か新しい発見がないかなと思って、ちょっと地図と睨めっこしてみます。

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