地図を捨てて歩きなさい

数日前にある番組(忘れた。・・・)のゲストコメンテーターがこんなことを言っていたのが頭から離れない。
「世の中のスピードが速くて複雑だから地図を捨てて歩きなさい。」
「でもコンパスは重要です。」

わかりやすいくないですか?
結構前の番組でしたが、インパクトありましたね。
誰もが不安な旅に出ようとすると、事前に調査して道を選んでいろんなプランをたてて行こうとしますが、今の世の中は通用しないんでしょうね。

でも、コンパスは重要ってわけですから、「理念」や「方針」がブレたらたどり着かないよ。ってことですね。
確かに屋島テニスクラブも「理念」と「方針」はあります。
何か悩んだり、これはどっちかな?とか、どうすればいいのかな?とか悩んだ時の道案内板であると認識していました。

でもコンパスと言われたら、自分で持ち歩いて使い方を知っておけ。という解釈になってしまいます。
会社から与えられた道案内板も重要ですが、自分の理念や方針も持っておきなさいよ。かな。
確かに複雑化してスピードも速いこの世の中。

錦織圭選手の活躍も、早く!早く!動かないと一瞬で過ぎ去りますから。
錦織圭選手の活躍は一番は本人のものですが、ここまで期待が高まると「日本テニス界」「日本スポーツ界」という感じです。
でも、いつまでも日本の錦織圭選手感覚ではこの「複雑で速い世の中」ではナンセンスですね。

すでに「世界の錦織圭ですよ。」
日本の中での大きな影響力は当然あるし、今回全豪ベスト8で無くても影響力は大きかった。

当然、これから増えてくる中国テニス市場やアジア新興国に対する影響だって計りしれないと思います。
どうなのかな?そういう取り組みや戦略が始まってるかもしれませんけど。私たちレベルには見えてきません。

当然今はアジアではNo1のテニス市場を持つ日本ですが、この先中国に抜かれることは間違いないと思います。すでに抜かれてたらすみません。

外国ブランドだって、今は日本テニス市場に合わせた商品開発をしていますが、日本よりも中国市場のほうが”美味しい”と思えば、中国市場に合わせた商品開発になるかもしれません。
大げさかもしれませんね。でもせっかく錦織圭選手の歴史的な活躍が日本のテニス界に火を付けたのは間違いないです。

何事も無かったかのように消えないことを祈ります。


コメント

  1. 地図を捨てて歩こうとする人に
    「恐れずに、しかし気をつけて」

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