屋島会議

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屋島テニスクラブの「屋島」は昔は島の名前で、今は陸続きとなった山の名前。
「屋島」は香川県の観光名所である。と思っているのは香川県の人だけ。
調査によると70%の人は「知らない」と答えるらしい。

歴史に興味のある方は「源平合戦屋島の戦い」でご存知の方も多いだろうが、それ以外に何があるわけでもなく、水族館や四国八十八か所の屋島寺があるくらい。
観光客も昭和47年に岡山までの新幹線開通時の年間240万人をピークに今では57万人程度。
��割減以上ですからこれは「衰退」と言わざるを得ない。
その「屋島」を活性化させようという動きがあるようです。

その名も「屋島会議」観光名所「屋島復活」の為に色んな知恵が必要なんでしょうね。
市のホームページで屋島会議という項目があるので、詳しく見てみたいと思う方はぜひ。

私たちは「屋島テニスクラブ」という名前で看板を上げさせて頂いているので、日本中に屋島という名前が復活して頂ければありがたいと思います。
ご存知の通り、屋島テニスクラブは屋島という住所でありません。
昭和50年創業なので、屋島がまだ観光名所として年間200万人以上来ていたころですから、屋島という知名度も国内では高かったのでしょう。だから「屋島テニスクラブ」となったわけで、今名前を付けるとしたら「屋島」と付くかな?・・・わかりません。(考えたことないです。)

今は「屋島」と言っても何県?と70%の人に聞きなおされることなわけです。
勝手な意見ですが、香川県のシンボルって何だ?と言われたら
食べ物は「うどん」植物は「オリーブ」生き物は「ハマチ」場所は「金毘羅」・・・かな?
たぶん「うどん」って安く旅行しながら美味しいものがあるというピンポイントに決め打ちできているけど、県外の人から「香川県産のオリーブ」や「香川県産のハマチ」を送ってよ。と言われたことはない。

観光目的の旅行って、企画段階から旅行なんですよね。
企画していくルート、目的までの途中、乗り物、誰と行くのか?
どこに泊まるのか?全て(企画)が観光旅行なんですよね。
「そこだけ」の旅行じゃ楽しさも半減でしょ。
「屋島」だけの活性化じゃどうでしょうかね。
私は専門家ではありませんが、旅行を楽しむ者としての考えです。
そうすれば、オリーブだってハマチだってワクワク感が出てくるかも。

屋島・栗林公園・うどん・オリーブ・豊富な海産物・瀬戸内海の島々があって、「アートシティ高松」としての観光だと思うのですが。
「香川の街並みの美学」みたいなものがあってもいいかな。(勝手な意見です。)

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