暖炉に火をくべて

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南から強い風が吹いてきた。”春一番”かな?
このところ温かさが増してきて、寒いのが大嫌いな私は少し嬉しいかな。
冬が嫌いなのではなくて、寒いと習慣化した「ぎっくり腰」になりそうだったり、インフルエンザやウイルス性の風邪がはやるのが嫌い。
なので、早く春が来ないかなと待ち遠しい。

最近、佐野元春さんの20周年アニバーサリーアルバムをよく聞いている。
その中で、「君を待っている」という曲がある。はじめて聞くわけでもないが、どうしても頭から離れない。このピアノの感じや歌い方、などひっかかる。
しかも、詩で「ここにいることを暖炉に火をくべて君を待っている」と。
暖炉に火をくべて。いいですね。

単純な言葉なのに、美しさを感じませんか?
この曲調と”火をくべて”という言葉の美しさ。

そんなことを思うと、ちゃんとした日本語を知らないといけないなと思います。
日常会話の中で”くべる(焼べる)”なんて使わないかもしれませんが、人に何かを説明する時に、言葉の選択で相手に伝わる何かが違いますよね。

そんな大人になりたいな。



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