ダイヤモンドテニスクラブ学園前さんとユニバー神戸テニス倶楽部さん

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奈良のダイヤモンドTC学園前さん。日ごろからコーチ研修などでお世話になっているテニスクラブなのですが、テクニカルな研修ではなく、施設を含めソフトの部分の研修として伺いました。
到着から正面玄関、インドア設備などいつ見ても豪華!
明治安田生命さんの記念事業でオープンし現在も地元の方々への貢献活動として凛々しく存在している。

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施設も豪華で充実していますが、施設だけではなくジュニアの育成活動やキッズテニスの普及活動、アダルトレッスンカリキュラムの充実も素晴らしいクラブだと思います。
ここのカリキュラムの魅力は「一貫性」なんだと思います。
何か一つのことが長くブレないで続いている。特にキッズのプログラムは別格ですね。

奈良から神戸に移動しユニバー神戸テニス倶楽部さんへ。
予定していた時間より大幅に過ぎてしまいました・・・・・
会員制テニスクラブとしての成功例がここにある。
アウトドアコートが12面のこのクラブはけして立地に恵まれているわけでもなく、便利な場所とは言えない。

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失礼な言い方かもしれませんが、施設も新しく整っていることもない。
インドアコートもない。
何があるかというと巨大なコミュニティーが存在している。しかも秩序がある。
会員数は屋島テニスクラブの2倍強(しかも実動)

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「そんなの混雑してテニスできないじゃないか?」と思うのは当然ですが、「コートディレクター」が存在しマッチメイクから、練習相手を探したり、・・・・・
コートの割り振りを管理している人が常駐しているんですね。しかも20年以上も前から。

この手法はヨーロッパの手法です。私がフランスに行った時に見ました。
”自由”と”勝手”とは違います。誰が偉い人だとか、誰が上手な人だとか、テニスクラブの中ではそういうことに気を使いながらテニスしたくないと思います。
そんなことに気を使いながらテニスしたってつまらないですよね。

だから、テニスクラブは衰退している。と言われるんです。
ユニバー神戸テニス倶楽部さんは会員が増え続けている。一般的な日本のテニスクラブに会員が増えないのは、世の流れじゃなくて、増えない仕組みになっているんですよね。

今回の7か所のテニス事業所を視察させていただきましたが、レッスン生さんや会員さんが増えているところはちゃんと増える仕組みがあって、他に負けない努力があるんですよ当然。
確かに、立地条件という揺るぎない条件はあるが、立地条件と増える仕組みあって成功例。

景気が悪い、将来が不安。・・・という言いわけを探せばいくらでもありますから、勝敗もはっきりしてくるでしょうね。勝ち負けというか明暗
明後日はクリエアナブキ 山本先生の協力のもと研修の最終まとめがあります。


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