Midoriプロジェクト

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屋島Midoriプロジェクトと題してスタート。
「屋島テニスクラブ」という名前で36年間続けてきたので、”屋島”に感謝!という気持ちも込めたいと思っています。
”屋島”は昔の観光地・・・これがリアルな現実。
でも今でも源平合戦の屋島の戦いとして教科書にも掲載され、栗林公園と並ぶ高松のシンボル的な存在であることも現実。

屋島に住む人も多いし屋島で働く人も多い。
客観的に見ると「それほど魅力があるとは思わないな。」という意見もあるようだが、新しく開発されていく土地よりも、古くから続く土地に私は魅力を感じる。

今の屋島テニスクラブを「森のようにしたい。」と思ったのは昨年の6月にフランスへ行ってから。
テニス誕生の地フランスには人が住み働く場所の近くに”大きな木に囲まれた森”があった。
散歩する人やベンチに座っている人、芝生の上で寝転がっている人。
隣のカフェではのんびり本を読みながらエスプレッソを飲んでいる。
その中心には赤土のテニスコートが並んでいる。それが”テニスクラブ”。

日本で言う”公営コート”であるが、全然違う。
高い存在価値としてテニスクラブが200年続く理由がある。
日本中にある公営コートで200年続く場所はどうだろうか・・・・
ただ、木を植えて森にするという考えではなく、屋島・五剣山・庵治(瀬戸内海)を取り込んだ”地域”としての森ができたらいいな。と思っている。

そして、その森のようなテニスクラブにしたいと思う気持ちを形にしていく為に、いつもお世話になっているデザイン事務所で打ち合わせを積み重ねている。

今日はデザイン事務所に行くとキャンバスに描かれた絵があった。油絵
Midoriプロジェクト。この絵のように色んな人に参加してもらいたい。

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