もうすぐ一年

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昨年、思いついたようにフランスへ行ってからもうすぐ一年。
屋島MiDoRiプロジェクトはフランスへ行かなければ考えなかっただろうなと思います。
屋島テニスクラブは創立から37年ですが、フランスやイギリスに行けば100年とか150年・・・

��980年代に日本中にテニスクラブ・スクールが増え始め、1990年の後半には減り始めた。
わずか10年で経営が厳しくなる現状があったわけです。
世間が不景気だからという理由だけではないようです。

なぜフランスとかイギリスが100年以上も経営が続くのか?理由は簡単、この場所が地域の人達にとって必要だからです。
必要だから残るわけで、必要のないものが何十年、何百年も残るはずはないです。
だから日本でテニスクラブやスクールが無くなるのは、その場所に必要じゃないからです。

必要だとか必要じゃないとか誰が決めるのかが重要で、経営が厳しくなり地域の人たちが必要だと思っても、県や市などの行政が無関心だと閉鎖、倒産です。
フランスの場合は、1901年のアソシアシオンに関する法整備ができ、非営利団体により公設民営方式を取っているの多い。
��00%完全プライベートの施設は少ない。
��00年以上も前から地域の為にスポーツは必要でありハード面(施設)だけではなく、ソフト面(運営)とのセットが重要だということが定められている。
豊かですよね考え方が。

屋島テニスクラブで例えるとこういうことです。
屋島テニスクラブの運営状況が悪くなり、オーナーは閉鎖すると宣言。
でも、クラブにはまだ多くのテニス愛好者がいる。ここが閉鎖することにより今までテニスに親しんできた方々は行き場がなくなる。
それは、今後のテニスの普及と発展の為にも施設が無くなるのはよくない。
県・市など行政が土地を買あげ、運営管理は今まで通り行う。または日本テニス協会が運営する。
この場所にテニスコートとクラブは存続し続ける。

これが地域のコミュニティでしょ。
社会体育学科を卒業していますが習ったのかなー・・・おぼえてない。

コメント

  1. 大高コンチェルンが施設を提供し、俺が運営する。なんてどう?
    うそうそ、ヨーロッパの歴史ってホント凄いよね。アメリカ的な市場主義はそこそこにして、もっと福祉や健康に着眼した世の中を作って行きたいね。

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