盛和塾

昨日、”横浜での勉強会”いう実にあいまいな表現をした。
なんとなくだが、FacebookやTwitterなどのSNSを使いたくなかったから、一切掲載していないし今後もするつもりもない。ブログでも掲載するか悩んだが、長く自分が続けていくことだし、”良し”とした。

勉強会とは「盛和塾」のことです。盛和塾とは京セラ、KDDIの創業者でもある稲盛和夫氏が塾長となり、中小企業の経営者を育成する経営塾のこと。
全国(世界)70塾7100名も塾生が参加している。

私は小学6年生くらいからテニスに打ちこみ、中学、高校とテニス漬けの毎日、ろくに勉強もせず、大学受験もなくテニス推薦で進学した。
大学を出てからミズノ㈱に就職し、5年間働いた後に帰郷、2010年父のあとを継いで代表取締役となった。
結局のところ、学生時代は勉強もろくにしてない、社会人になっても経営学を学んだわけでもない。

なんとなく、本を読んでみたり状況を好転させるために努力してきただけ。
1996年~2012年までは見よう見まねの手探りの16年間だったわけです。
でも仕事をさぼってきたわけでもない。誰かを騙してきたわけでもない。
”それなり”に一生懸命頑張って来た。でも結局は”経営のプロ”という自覚が持てなかった。
それに気づいてしまい、ある方にお願いして入塾させて頂いたわけです。

自己批判すると”なんちゃって経営者”ですよ。ほとんどの中小企業が同じ状況だと思いますが。
私たちは”大高産業丸”という船で航海しているわけですが、船長が”なんちゃって船長”では不況と言う嵐がきたら転覆しちゃいますからね。
そこそこの嵐が来ても耐えられる船はほしいです。そしてちゃんと目的地に着きたいですね。

だから、もう一度、はじめからやってみようと決断しました。
テニスもプロになったっわけでもありませんから、半端者。
だから、経営者としてはトッププロになりたいですね。そんな思いで”盛和塾”に入塾しました。

長い説明になりましたが、昨日まで2日間の「盛和塾第20回世界大会」が横浜で開催されれていました。
各地区ブロックから8名の経営者の方の経営体験発表があり、香川の徳武産業社長(ケアシューズの製造、香川県さぬき市)十河孝男氏が優秀賞を受賞しました。発表には感動しました。

”成功者”という言葉がバカバカしく思えます。
学んで実践したいと思います。

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