長崎の鼻

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今日は、木曜日。本来ならばお休みですが、昨日と一昨日にお休みを頂いたので出勤日にしました。
まだレッスンもお休みでお客様も少ない。会社なども始まりアウトドアを利用される方も少ない。
なので、今まで気になってできていなかったことの作業を進めることにした。

一つは「長崎の鼻」と「石材工場」の写真を撮ること。
MiDoRiプロジェクトで紹介しHPなどで使用するための写真です。
普段、なかなか、写真だけ撮りに行くということができないし、天気が良いとは限らない。
今日は快晴だし、時間もある。2~3時間カメラを片手に出かけました。

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上の写真は長崎の鼻の全体です。長崎の鼻とは屋島の北側の最北端です。
幕末の砲台跡地として有名ですが、歴史うんぬんよりも、ここから見る瀬戸内海の海や夕日をアピールしたほうがよさそうですね。

ただ、ここにたどり着くまでの道が良いとは言えません。
歩くには“危険”だし、道幅が狭いので運転に自信のない方には不安でしょうね。
駐車場設備も10台程度。大勢がいきなり、つめかける場所とも言えません。

だから、昔のままで残っているのでしょう。
小学校高学年か中学の時に、友人とここの海岸にカレイを釣りに来たことを、うっすらおぼえています。
釣れたかどうかもおぼえていません。
環境はその頃とたぶん何も変わっていないんだろうなと思います。

自動販売機も無ければ、ゴミ箱もない。
駐車場も土で舗装されていない。危ない道ですがガードレールすらない。
というように、安全面を重要視しすぎると人工物や自然ではない素材感が出て、感動も薄っぺらくなる。
超有名どころの観光地に行って、「え!これが??」とか「写真と違うね?」とか思ったこと一度はあると思います。

写真はフレームの横に自販機があれば、フレームから外せばいいし、右側にマンションが入りそうなら左に寄ればいいし、いざとなればトリミングすればいい。
でも、現地に行った人達は、見たくないところだって見てしまうし、感じなくていいことも感じてしまう。

余計なものがあると全てがダメになる。その点ヨーロッパは法律で環境や景観を守る文化を持っているだと思います。
なぜできないんだろうか。・・・・と答えがないことを考える。

でもここも行ったことない人はぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
夏がお勧めですよ。n3.jpg


長崎の鼻から振り向くとこんな屋島が。


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