茶懐石 ”茶楽”

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昨晩は、お誘い頂いた茶懐石を頂きに高松老舗料亭「二蝶」へ行きました。
高松の男の茶道軍団と題した”茶楽”という会があり、気軽に楽しくお茶を楽しもうという目的で、茶会を開いたり、色々なイベントに参加している会が茶楽です。

私は”茶楽”に参加しているわけではありませんが、ある方から気軽にお越しくださいと言われ、作法も知らぬまま、お伺いさせて頂きました。
今回の茶懐石は、先生に教えてもらいながら頂くという形なので、ほっとしました。

武者小路千家・高畠先生の指導のもと、楽しく、美味しく勉強させて頂きました。
約20名くらいが参加しての茶懐石ですが、先生の気配りや目配り、質問の受け答えやなど説明もわかりやすく、無作法の私には安心して参加でき、これも先生の”おもてなし術”の一つなんだろうなと感じました。

何かを教えるということではないな。ということを強く感じ、おもてなしする人、される人が同じ場所、空間、時間を共有した瞬間に生まれる会話や視線や動作全てが完璧に始まり、完璧に終わるという。
なんというか、日本人の仕事にも通ずるものがあるのかなと思いましたね。

ブログの中で説明はつきませんが、学校教育の中で組み込むのがいいんじゃないかと思いました。
礼儀作法を知らないほうが多いので、やらなくても恥をかくということは無いのかもしれませんが、知っていて損はないし、自分を高める為の一つなのかもしれないなとも思います。

お茶を頂いたり、食事をしたり、挨拶をしたりという礼儀作法を知っている人と知らない人では、他のことに与える影響も違うのは間違いない。会話や電話対応、社会性や適応力、忍耐力・・などにも違いはでるでしょうね。いい勉強になりました。

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