C'mon

私の友人が、急性骨髄性白血病を患い長期入院している。
時々、入院中の友人から電話が鳴る。何もなければ当然電話に出る。
ただの世間話ではないので、とても大切な話が多い。

彼が入院するまで、電話で良く話していたわけではないが、メールでのやり取りや大阪などで会ったりしていた。
”健康”ということにそれほど敏感になり話したこともないが、彼は電話で私に「こんな病気にはぜったいなったらダメだよ。」って言った。

私は今は何事もなく日常生活を送っているが、彼のように突然に天と地がひっくり返るくらいの衝撃に日常生活が変化すると、耐えがたい心境になるに違いない。

「頑張って」という言葉が、妙にチンケで薄っぺらい言葉になっていて、本当に頑張っている人には、かけられない言葉なんだとつくづく思った。
「早くお家に帰ろうぜ。」くらいしか言えないから、彼が退院したら、これからの色んな話をしたいなと思う。
楽しいことを連続で起こして、辛いことは早く消し去りたいと思う。

昨夜も彼と電話で話したが、良い奥さん、可愛い娘、優しい友人達について語っていた。
過去の結果であり、彼が優しくしていたからみんな優しくなれるんじゃないかな。
今は、未来の結果になるんだなと思う。

コメント

  1. 高山 幸久2012年8月29日 21:00

    幸洋の父です。
    ずいぶん昔、四国の大高さんのお宅へ遊びに行っていたことを思い出します。
    また、このたびは幸洋のためにブログ設定までして頂きありがとうございます。
    さらに、甘えてお忙しい大高さんにお電話し、お話し相手をしていただいているようで恐縮です。
    頼れて甘えられる友達が、闘病生活をしている幸洋には、心のよりどころになっていると思います。
    今後ともよろしく、相手をしてやってください。

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