凍りついた一頭の豹

「ふもとの太ったブタになるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ。」
というちょっと強引なフレーズがある。
ブタが劣で豹が優だという考えには違和感がありますが、なんとなく表現で伝わるっていることには共感もてます。
ある出版社の社長の言葉です。

そのもとになっているのはこれ。
「キリマンジャロは、高さ19710フィートの、雪におおわれた山で、アフリカ第一の高峰だといわれる。その西の頂きはマサイ語で、“神の家”と呼ばれ、その西の山頂のすぐそばには、ひからびて、凍りついた一頭の豹のが横たわっている。そんな高いところまで、その豹が何を求めて来たのか、今まで誰も説明したものがいない」 ヘミングウェイ ”キリマンジャロの雪”

人間は安心や安定を求めて頑張って仕事をしている。でも事業が安心したり、安定を求めたらどうなるんでしょうね。
こう言われると、ブタか豹かのニ択ですから”豹”を選びますね。
ちょっと、ふと考えたので書いてみました。

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