原理原則に基づいた判断とは

事業を進めいく上で、「原理原則」という言葉を良く耳にする。
この言葉はスポーツでも良く聞くし、全ての現象は原因があって結果となる。
スポーツ選手が身体を鍛えようとトレーニングに励むが、トレーニングをして必要な肉体を得るためには、トレーニングの原理原則を知らなければ、必要な肉体を得られずに無駄な時間を過ごしたり、オーバートレーニングでケガをしたりするということですね。

経営や事業運営でも、原理原則を無視して勝手気ままに自分の勘や気分で運営はできないですよね。
よく、船の航海に例えられますが、船(会社)、航海(事業)この〇〇㈱船という船に乗り、どんな航海をするのか?何を目的に航海するのか?ということで考えると解りやすいですよね。

航海なので、波が穏やかの時もあれば、嵐の時もあるわけですよね。追い風でスイスイも。
嵐(不況)のときは、クルー(社員)が協力してのりきる必要があります。
嵐がくる予測があれば準備もできますね。もし、破損したら補修も必要ですね。
スイスイ、航海できそうな時は大きな船を作っても(投資)もいいですね。

もし浅瀬で座礁したという結果になったとしたら、原因があるんです。浅瀬だったという情報不足・判断ミスなわけで、始めに書いた、原因があって結果となることが理解できないと大事故になるということです。
この先、人口はどんどん減少傾向にあることは、誰でも知っていますが、まだ大波には感じていないだけなんでしょうね。人口減少って経営者にとってはとても恐ろしいことなんですが、突然半分に減るということではなく、長い年月をかけて減っていくので感じにくい。

でも2009年から20代・30代の大幅減は始まっていて、未だに1990年前後のバブル経済の崩壊のせいやリーマンショックの影響にしているかもしれない。市場原理としてみれば、人口が減るんですからそれなりの市場になりますね。ただ、全ての業界が落ち込んでるわけではないんですよ。人口が減り超高齢化社会でも伸びる業界や会社だってあるわけですよ。ちゃんと伸びる原因があって結果なんですよね。


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