1975年から

”価値創造”だとか”サードプレイス”などややこしそうな言葉がなぜ並ぶのか?
1975年に屋島テニスクラブができ、そのころから考えられてことなのか?
感じてはいたかもしれませんが、考えてはないでしょうね。
オープン当時から10年くらいは、イキイキとした豊かな生活を送っていた人たちが多かったんじゃないかと思います。

80年代のテニスブームと同時進行で1985年のプラザ合意をスタートに、バブル崩壊、不良債権処理、IT革命、ITバブル、金融危機、リーマンショック、震災・・・・・書ききれないほどの山や谷を越えてきたわけですね。そんな経済状況だし、労働時間も長いし、長い分労働生産性が高いかと言われたら、時間当りだと先進国の中ではビリですよ。

忙しい時間を費やし、休日や自分の自由になる時間をどのように過ごすのかが重要になるわけですね。
私が大学生のころ、余暇時間の増加。という言葉を良く聞きました。
これは週休2日制になってきたりした単純な休みの時間が増えたというだけ。
休みが自由かどうかはわかりませんね。取れない人が多いし、取れても自分の時間かどうかは・・・

ニュースでも「豊かさ」ということが良く言われていますが、所得額が増え、きれいなマンションや家もある。家族で食事でかけることもある。子どもは塾に通い、欲しいものも買ってあげられる。
でも何か足りない気がしている人は多いと思います。
何かは気がついていないかもしれないですね。日々忙しいわけですから。

そこに”新しい価値”が存在しているんだと思います。
テニスクラブじゃなくてもいいですね、ウォーキング仲間や釣り友達、ツーリング仲間・・・
「人間は形式張らない社交の場に集い、仕事や家庭の問題を忘れ、くつろいだ雰囲気で話をしたいという欲求を持っています。」
私はこの言葉は重要だと思います。
特に、”くつろいだ雰囲気で話をしたい”この場所を提供したいですね。
その一つのツールが、”テニス””カフェ”だと可能性はある。と思っています。

テニスを仲間と楽しんだ人達が、振替えってみた価値はこの”健やかで豊かな生活”だと思います。


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