新しい価値とは

屋島テニスクラブの新しい価値を創り出すとは何か?
それが"The 3rd place YASHIMA MiDoRi PROJECT【The Great Good Place】"なんですね。
「サードプレイス」という言葉にあまり親しみがないかと思いますが、「サードプレイス」という概念を最初に提唱したのは、アメリカの都市生活学者のレイ・オルデンバーグという方です。

ファーストプレイス(1番目の場所) 家
セカンドプレイス(2番目の場所) 職場(学校)
そしてこの中間にあるのが3番目の場所・・・サードプレイス「心のよりどころとして集う場所」

��サードプレイスについて)
人間は形式張らない社交の場に集い、仕事や家庭の問題を忘れ、くつろいだ雰囲気で話をしたいという欲求を持っています。
代表的なものはイギリスのパブ、フランスのカフェ、スペインのバル、など日常の憩いの場があげられます。
社交の場でもあるが、社会的地位や形式的ではなく皆が平等であり、お互いの会話がコミュニケーションツールである。

食べたり飲んだりする場所だけがサードプレイスではありません。ベンチが並ぶ公園、床屋、居酒屋、クラブ、サロン・・・などもサードプレイスですね。

サードプレイスで必要なことは、「ニュートラル」と「ローカル」機能を持っているかということ。
「ニュートラル」とは中間であり、本人の社会的地位や肩書、能力で判断されるのではなく、性格や人となりが重要視される必要がある。
「ローカル」とは地域の常連客と認めてもらえるかが重要で家族や仲間が集える場所ということ。
この「ニュートラル」と「ローカル」機能を持ってこそ、真のサードプレイスと言えるわけです。

スターバックスが求めているサードプレイスとは少し違うのかもしれません。

テニスクラブだからといって、テニスする人だけの場所ではないし、「ここに来たら何か落ち着くね」とか言われると、すごくうれしいです。
「良好な人間関係を提供する重要な空間」でありたいです。
その為にはということで具体案が出てくるわけです。

midori=緑・木・森・・緑豊かな環境が人を安心させ守ってくれます。
屋島テニスクラブはすでに芝生や木々がありますが、もっと大きな森にして行きたいと思います。
緑豊かな公園のような施設にしたいですね。その為には長い年月がかかりますが、それも一つの楽しみです。

そして、五剣山・屋島・瀬戸内海に囲まれた環境。この魅力を地元の方はもちろん、県外の方々にも知ってほしいと思い、高松市の観光プロモーション事業として活動してます。

今ここにある価値を、ちょっと違う角度から創造していきたいですね。
明日も、もう少し書いてみようと思います。

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