自分たちの強み

昨日、ふらふらとコンセプト(概念)について書いた。
まとめたいことがあって、そのまとめていたレポートに”コンセプト”、”コンセプト”、”コンセプト”・・・と打ちこんでしまっていたから、コンセプトが大切な社会になってきたんだなーと勝手に想像しただけ。

理由はこういうこと。
10年くらい前は「半額キャンペーン!」とか「何とかプレゼント!」みたいなチラシを年間何十万部も刷っていた時代があり、供給者は受け皿を用意しておくことが大切だった。
しかも、この人にも、あの人にも、あっちの人にも誰にでも好かれようした売り込み文句を乱用していた。

2007年くらいに、もうそんなチラシは止めよう。ということになり、自分たちがどんなテニススクールにしたいのかどんなテニスクラブをつくりたいのか、と明確に情報を発信し新たなテニスの窓口としてカフェDUCEをオープンさせたんです。

それは自分たちの強み「緑豊かな環境」「整った施設」「コーチの指導力」限られた資源の集中投下へシフトチェンジ。正しい選択だったと思っています。
ただ、一つテニスをスタートする前には何の意味も無いわけですね。
立地条件が一番重要だということもわかっています。

自分たちの強みにとらわれ過ぎたら、市場や社会環境よりも自分の都合を先に考えてしまう恐れがあります。
ここ数年”テニスを0からスタートする人”への商品が弱かったかもしれないと感じました。
だから、コンセプトつくりがとても重要ということじゃないでしょうか。

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