多重構造

昨日、盛和塾香川の勉強会があり、稲盛氏のDVDを見て参加者の方々と意見を交わしました。
盛和塾とは京セラの稲盛和夫名誉会長から人生と経営の考え方(哲学)を学ぶ経営塾です。

よく稲盛氏は”心の多重構造”についてお話をされます。
この心の多重構造についてはブログ内に書きませんが、心の思いには質があるということです。
7重の構造で、”理性”良心のレベルで”思い”なさいよ。と何度も繰りかえされます。

何がいけないかと言うと、”感情”での低次元の自我で思ってはいけません。ということです。
感情とは、”負けたくない”とか”儲けたい”とか”嫉妬”などですね。
この感情論はよくありがちで、私もグサッとくる感じです。勝ちたいとか儲けたいとかは自分自身の問題であり、自分が勝ちたいとか自分が儲けたいという論理には周りは協力しようとは思いませんね。

自分がこーしたい。あーしたい。と低次元の自己満足、その先にある”良心”という高次元の自我(エゴ)
このエゴが高次元か低次元かで”成就”が左右されるということです。

仕事上で経営計画や経営方針を打ち出しても感情論では達成なんてあり得ないですね。
知性や感性レベルでも達成されるはずもないですね。
そういった消去法で考えても、”理性”良心が必要不可欠だなと。

難しい話だなと思いがちですが、日常生活に置き換えてもよくわかります。
親の感情的なエゴで子育てしてる話もよく耳にしますね。

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