なぜ経営にフィロソフィが必要か

毎週金曜日はスタッフ間の連絡会とミーティングを開催してきましたが、今年からこの時間を「教育・勉強会」の時間に変えました。
テニスコーチ、フロント業務は定休日がなくシフト制になっているので、全員が揃う時間が貴重です。
金曜日の午後と日曜日の夕方の時間帯でミーティングを行ってきました。

先週の金曜の教育・勉強会のテーマは「なぜ経営にフィロソフィが必要か」についてでした。
フィロソフィ=経営哲学 
経営哲学とはなにか?
人の考え方や生き方だと思います。その考え方や生き方が“仕事”に大きな影響を与えるということです。
どんなに商才ある人間が努力しても、「人をだまして儲けよう」とか「自分だけが儲けよう」という考え方をもっていたら、その会社や経営は一時は良くても長続きはしませんし、だれも協力しようとは思いません。
俗にいう「ブラック企業」ですよね。

従業員も「仲間を助けない」とか「うそをつく」とか・・・同じことです。
何かあった時に利己主義な考え方ではチームワークが保てません。
なので経営者や従業員の考え方や生き方が会社の繁栄に大きな影響を及ぼすということであり経営にはフィロソフィが必要なんです。
ということをみんなで勉強しました。

そういう私も未熟な経営者なので勉強中です。
人は約40年間働きます。多い人は50年以上も働きます。学業は20年前後ですね。
人生の大半の時間を「就労」に費やします。であれば、考え方、人格を磨きながら時間を使うことも悪くないんじゃないかなと思っています。

何度もブログでは書いたことですが、「物事の判断を損得ではなく善悪で判断せよ。」
ようするに何か判断を迫られたときに人間として何が正しいのかで判断できるのか?
会計上の数字ばかりを追いかけていると、どうしても損得勘定になります。「損益計算書」というくらいですから、いくら得した。いくら損した。だけになりかねない。
「善悪計算書」というのはないので、精神上の基礎(ベース)に経営哲学がないと問題が生じたときに道がそれる可能性があります。

という具合で金曜日の勉強会がスタートしました。


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