佐野元春を聴きながら走る

最近、ダイエットと体力向上のために少しですがランニングをしています。
距離はたいしたことありませんが、私にはキツイですね。

当然、走りながら音楽を聞くわけですが少し前まで間は、佐野元春さんの1980年代の疾走感がある曲を聴きながら走っていました。
先月くらいから佐野元春さんのニューアルバム、「Zooey」を聴き始めた。

1980年代のアンジェリーナやハッピーマン、悲しきレディオ、ガラスのジェネレーション…。リズムとテンポで聞き流していた。
でも、Zooeyというアルバムは歌詞を覚えてないので、聞き流さずよく聴きながら走った。
何気なく車の中で聴くのと、心拍数があがり、息苦しさの中で歌詞をよく聴きながら聴くのとでは、走りながら聞く方がすごく良く感じた。

「虹をつかむ人」「世界は慈悲を待っている」「ポーラスタア」
虹をつかむ人のこんなフレーズ
八分音符波に向かって 風を切って
ひるむことなく立ちあがる君
まるで野に咲く花のように
嵐がとおり過ぎるのを待っている八分音符

なんだか、頑張ろう!って思う。
でも、このアルバムはどこか震災のことも感じる。
特に、世界は慈悲を待っている、は意味深なパンチの効いた言葉が続く。
聖者を気取った預言者
言葉を飾った偽善者
若くて未熟なアナキストたち
……

そんなことを思いながら走るとあっと言う間に7キロでした。



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