中村天風 観念要素の更改

「観念要素の更改」という言葉を身時かに感じる方は、中村天風氏の本を読んだことのある方ではないかと思います。

観念要素の更改を砕くと、観念とは物事の考え方や意識のこと、要素とは成り立つ為の条件、更改とは古いものから新しいものに変えること。

古い考え方、やり方の条件から物事が成り立つ為意識を変えなさいよ。ということになるんだと思います。

これは1876年生まれで昭和の初期に活躍した中村天風という哲学者の言葉です。
中村天風のことを学ぶ会があり、いま本を読んだりしながら勉強中です。

本の中にこんな一節があります。
「言葉は自己感化に直接的な力を持っている」
これは、自分が日々発言する言葉や思考が顕在意識を通し、自然に潜在意識にまで到達し刷り込まれていく。
だから、類は共を呼ぶということになって行くんでしょうね。

ネガティブで消極的な発言を繰り返して過ごせば、自然に消極的な方向へ導かれるし、逆にポジティブで積極的な心を持ては自然に積極的な人が集まり結果的に良い方向へ導かれるんだろうなと思います。

日々の発言がネガティブかポジティブかは気がつかないが自分がネガティブとは思わない。正直、ネガティブな話ばかりされながらご飯食べたりお酒飲んでもつまらないですよね。




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