ハードコートが理想的


 今週、月曜日から女子ナショナルジュニアテニスチームの皆さんがテニス合宿で屋島テニスクラブに来られています。選手4名、コーチ3名

明日、木曜日が最終日。前回の男子チームに続き、日本のトップレベルのジュニアテニスを見ることができます。香川県にとってはありがたいことです。

先月から、私も2年ぶりにジュニアテニス育成クラスに復活しましたので、今回の合宿は見るだけでもかなり刺激的な体験をさせていただきました。

これもハードコート効果!?かな。

屋島テニスクラブは昨年夏にクレイコート4面をハードコート3面にリニューアルしました。実は45年前のオープン当時はハードコートだったんです。

屋島テニスクラブは埋立の塩田跡地ということもあり、コートのひび割れが原因で砂入り人工芝コートに変えました。

そして、23年前、砂入り人工芝コートが産業廃棄物であることや、世界基準ではないこと。今後減っていくだろうな。と思い、米国で人気のあるグリーンサンドというクレイコートに、しかし、その後砂入り人工芝コートはどんどん普及され日本ではスタンダードになってしまいました。

逆にクレイコートが不人気になっていき、利用者も減ってきたので、伊達公子さんからの強いお勧めもあって、思い切ってハードコートへのリニューアルを決意しました。

正直なところ、少子高齢化、人口減、温暖化、人手不足などの社会環境を考えると、アウトドアコートの利用、稼働率を上げる労力よりもインドアコートを活用する方が事業的、メンタル的にも良いかなと考えるのが当たり前だと思います。

しかし、コート面数が減る、クラブ感が無くなる、全体的なバランスが悪くなるという、テニスクラブとしての価値が下るかもしれないし、ジュニア育成をする上でも砂入り人工芝よりもハードコートが理想的。

ジュニア育成は次の指導者の育成の場でもあると思うので、ハードコートを選びました。

この判断が良かったのか、悪かったのかはまだまだわかりません。



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