テニスコーチという職業の価値最大化



ここ数年テニススクールの価値について考える機会が多くなりました。
テニス事業者なんだから当たり前だろ。と思われるかもしれませんが、テニススクール事業者は日常のことなので、本当に困った環境ではない限り、今の価値に問題意識がなければ、効率化や業績向上は考えても、テニススクールの価値を考えることはないかもしれませんね。

当然、お客様は価値が無いものにはお金は払わないので、価値が無ければ事業そのものが無くなっていくわけですね。

何が言いたいのかというと、大半のスクールは80分、90分ですが、この80.90分の時間を分解するとはじめの5.6分くらいは準備体操やストレッチ
その後ボールを打ちながらウォーミングアップ
そしてテーマを選定してのボール出し練習
ラリー練習やローテーション練習して
ゲーム展開、ミニゲームをして
コーチから総括、お知らせ、挨拶して終わります。

この流れ中でテニスコーチじゃなければ価値の出ない時間はどのくらいあるんだろうか…。
と考えてみると、準備体操?ウォーミングアップ?ボール出し?
コーチがいて一番価値のでる瞬間は
アドバイスしている時、ラリーしている時(これもテニスの知識とは関係ない)、デモンストレーションしている時、相談を受けている時。
但し、準備体操に価値が0ではなくて、お客様の怪我予防、パフォーマンスアップを最大の目的にすれば価値はでますね。(5.6分では無理かも。)

果たして、80.90分のレッスンの中に1人のお客様がこれぞテニススクールの価値。と得られる時間はどのくらいあるんだろうか?と思うと、まだまだ、テニスコーチとしての価値が発揮できていないなー。と思っています。

じゃどうすればいいのー。と手段系の話になるとストップしたり、出来ない理由がでてきてしまいます。何十年も今のスタイルでテニススクールが存在しているので、今のままでも価値は高いと思いますが、もっとテニスコーチという職業に価値があると思っているだけなんですよね。

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