ライバルの存在価値



 ライバルについて考えてみました。
というのは、ブログを書くことについて、元々そういう想いや考え方をもっていて書くこともあれば、ちょっと考えてみよう。と思ってから書く場合があります。
今日のライバルの存在についてはあまり深く考えたことがなかったので、いいタイミングでした。

先日、ジュニアのテニストーナメント、12歳以下、14歳以下のカテゴリーが行われました。
上位が四国大会に進み、四国大会の上位3名?2名?が全国大会へ出場できます。
屋島テニスクラブ所属の選手は12歳以下男子優勝 徳倉選手、14歳以下優勝 竹本選手でした。最後まで全試合を勝ち切る。ってすごいことです。おめでとう!
女子は残念ながら優勝者を輩出することができませんでしたが、勝った子も負けた子も、一生懸命戦ったことには違いないので、次につながる課題を見つけてまた練習に励んでほしいですね。

香川県くらいの規模だと、練習環境の仲間と試合で対戦する機会が多い。

練習仲間なので、普段お互いにプレーを見ているので対戦してもイメージがつきやすいですよね。でも知らない選手だと、右利きなのか左利きなのか、パワフルなのか?テクニシャンなのか?
試合がスタートしなければわからない。それも成長の一つだと思いますが、香川県の場合はほぼ100%知っている人たちの中での戦いです。

ちょうど試合会場の駐車場でタイミング良く会えたので写真を撮りました。12歳以下で優勝した徳倉選手も前日の練習環境で、翌日対戦する楠兄弟練習していました。

同門対決だったわけです。戦いにくいかもしれませんが、お互いに切磋琢磨しながら成長して欲しいと思います。

という背景もあり、ライバルの存在の利点を考えてみました。

① あいつも頑張ってるから、俺も頑張ろう!という意欲になる。
1月8日のブログにも書きましたが、ピアプレッシャーですね。
無意識で意欲的になる効果があると思います。

② 自分をプロデュースしやすくなる
ライバルがいると、自然に自分の得意なこと(武器)を自覚することができます。
逆にウィークポイントを狙われるので、苦手ことは避けようとしたり、克服しようとします。

③ 表現力が良くなる(強くなる)
テニスにとってこの表現力が重要だと私は思っています。「自分は何者か」という主張するようになります。どこかで自分をPRするようになります。
自分はハードヒッターなのか?ディフェンシブプレーヤーなのか?
12歳前後になると、これはたぶんずっと変わらない可能性が高い。だから早い段階で決め打ちするほうがいいと思います。

④ 練習量が増える。
テニスって難しいスポーツの代表って感じなので、どうしても技術向上、上達には時間がかかります。同レベルの練習相手がいるだけで練習環境が整いますね。
レベルが違いすぎるとテニスはどっちも練習ができない場合があります。

というように、ライバルがいることは幸せなことだと思います。
ライバルと敵との違いはここにあるかもしれませんね。

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