同調圧力 ピアプレッシャー

 


自分も含めて、気が付かないうちにこの同調圧力の影響を受けてるな。と思います。

同調圧力とは、自分の考えや思いがあったとしても、それが少数派であった場合、多数派の意見に知らずに流されていってしまうことです。

例えば、仕事もないのにみんなが残ってるから早く帰りにくい。とか、カフェやレストランで、「私ホットコーヒー」「私も」、「私も」ときて、「私お腹空いたからホットケーキとミルクティー」とは言いにくいですよね。簡単に言うと空気を読む。ってことですかね。

今回のコロナ問題も同じように思えます。テレビのワイドショーで報道されたことが、多数派で正しいことだと疑わないですよね。

若者が、飲食店が、GO TOが、と言われるといつのまにか、「そうだ、そうだ。」となっていませんか?

自分で考えることをしないで済む方法を人間って自然と選んでしまうんだなと思います。脳を省エネしたいのか…。

この世間体的な判断や対応だけにならないようにしないと、いつのまにか、あれ?ってなってる。いかに無意識で生活しているかということを感じます。

行動経済学では、この同調圧力 ピアプレッシャーを上手に活用すれば良い結果がうまれると説いています。

ピアプレッシャー「同僚の目」ということです。プレッシャーが圧力と解釈するとネガティブな印象ですが、「仲間も頑張ってるから俺も頑張ろう。」とか、「あいつ、大変そうだな手伝ってあげよう」というように、相互理解にバランスを取れば良いということです。

視える化とピアプレッシャーを掛け合わせて、適度な同僚の目を利用するわけですね。

要するに、無意識を逆手にとって無意識でも意欲的に行動させたり、無意識でも仲間との助け合いをさせる仕組みってことですね。



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