東京オリンピック.パラリンピックの組織委員会森会長の発言がマスコミにガンガン責められて、世界各国からも厳しい反応が多くなってきています。
ワイドショーを見てると東京オリンピックがお荷物で、ほら見ろ,的な印象を持ってしまうのは私だけだろうか。
「東京オリンピックって本当に開催できるんですかー?」という質問をコメンテーターにして、「無理です、すぐキャンセルした方がいい」とか、「大丈夫です。問題ありません。」ってどっちの答えも言えないですよね。
東京オリンピックの予算は1兆8000億円!関係予算含めると3兆円とか言われてて、その場のコメンテーターができる、できないとか判断つくはずないですよね。
すごい高い!と思うかもしれませんが、ソチ五輪、北京五輪は5兆円超えてます。
ちょっと、オリンピックについて考えてみました。
オリンピックって何が問題なんだろうか・・・
種目ごとに盛り上がり方が違う・・・
規模は違いますが、同じようなスポーツの大きな祭典、競技大会としてJリーグが発足したのが1993年、27年前ですから中学校の部活でサッカーはじめた人も39歳になっています。
そして新しいスタジアムやファンの受け皿として各地で1993年以降、フットサルやサッカーが低年齢からのカルチャースポーツになりました。
当時、サッカーのことを知らない若者、女性たちがスタジアムに行き、テレビ放映に釘付けになって盛り上がりました。特に、日韓共同開催のワールドカップは大変な盛り上がりを覚えています。
最近ではラグビーワールドカップの開催。サッカー以上に、ルールを知らなかった層にまでラグビーの魅力が伝わり、ワンチームという言葉とともに大成功でした。
ビジネス的にも世界から応援に訪れる特需にも成功したと思います。
この2つの競技に共通するのは、オリンピックがメインストリームではないということ。
ワールドカップという存在が大きい。ということは、オリンピックがメインストリームの競技とそうではない競技との違いは?
たぶん、開催期間(スケジュール)に問題があるのだと思います。
サッカーワールドカップは予選で2年、本戦2か月
ラグビーワールドカップは本戦1か月半
テニスのグランドスラムは予選・本戦1か月ほど
それが、オリンピックだと、テニスは9日間、サッカー13日間、ラグビー6日間と世界No1?を決めるにはかなりタイトなスケジュールですね。
この期間内に試合を消化するためには、多少ルールを変えるか参加者を絞るしかないですよね。
オリンピックは「Olympic Games」競技・祭典であって、「Championships」選手権ではない。世界のスポーツの祭典ですから、目的はスポーツを通じてみんな仲良くなろう!なはずですが、何兆円も投資しているわけだから、経済効果もなぜか目的の一つに入ってしまいますね。
前にもブログで書きましたが、こんなに経費がかかるのでは開催したい国がなくなってきています。開催をお願いしないとダメな時代がくるのではないかと思います。
じゃどうしたらいい?決まった国で開催する。
この案もIOCはすでに持っていると思いますね(推測)
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