先日、日本テニス事業協会 テニスクラブ部会 後継者の会 のリモートミーティングがあり参加いたしました。
題名の通り、私もテニスクラブの後継者なので該当します。 しかし、テニススクール後継者の会はありません、ということは、今後のテニスクラブ運営はみんなで知恵を出し合って行かなければ、この先あまり良い状況ではありませんよー。ということなんだと思います。
これも、この先の展望は個々それぞれなので、ネガティブに考えている方もいるだろうし、私のようにポジティブに考えている人もいると思います。
じゃ。なぜ、この先あまり良くないと考えいるのか?ということになります。それは.テニスクラブ事業を衰退産業と捉えるか、成熟産業と捉えるかで随分事業運営方法は異なるのではないかと思います。
そもそも、テニスクラブという定義は、スクール事業だけではなく会員制度をもっているかどうかです。
その会員制度が全国的見ると増えてないわけで、減っているのと、1980年頃スタートしたクラブが多いので、その当時に入会した会員様たちが高齢化している。新しい会員、若年層の会員が少ないので、当然数年後には自然減となり、存続が厳しい…。
会員制度、システムを変更したくても既存会員とのバランスが取れない…。などと、八方塞がり…。
そんな事業モデルなので、新規参入もないし、ここ数十年で見ても新規オープンは無い状況です。(1つあったかもしれません…。)
しかし、40年、30年前に入会した方々はほとんど今でもクラブでテニスを楽しんでいる。ことは事実です。30年も40年も続けられるスポーツ産業と考えると必要性は充分にあると私は思っています。
なぜ、30年、40年も会員として続けられたのか?
なぜテニスを楽しんで続けられるのか?
なぜテニスクラブが欧州、北米では持続可能なのか?
答えは、サードプレイス。第3の場所だからです。そこに自分を認めてくれる居場所があるからだと思います。第1の場所は家、第2の場所は職場学校、第3の場所がクラブ。
だと、私は結論付けています。
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