部活動のあり方


日本国内において、テニス人口が増えた時のインフラって、一番は部活、サークルかなと思います。
確かに、テニススクール、クラブも協会や地域の普及活動も増える理由にはなりますが、人数だけでいうと圧倒的に部活だと思います。
高校で5000校ですから、男女テニス部員が20人いたとしても10万人です。それにまだまだソフトテニス部しかない場合もありますが、中学校の部活も人数もかなりの人数だと思います。
その部活が縮小、無くなるのではないかというニュースをよく目にします。

テニス事業者にとっては、部活が無くなると民間委託されて潤うと考えている人も多いと思いますが、そもそも、そんな受け皿ありますか?
真剣に考えたことないんでしょうね。

子供たちが通うゴールデンタイムは午後5時前後です。そこに、小学生、中学生、高校生を呼んでテニススクール?? ごちゃ混ぜにしてレッスンすればできるかもしれませんが、高校生が小学生と一緒にレッスン受けて楽しいですかね?
そういうのが一番嫌な年頃ですよね。

現在の学校内での部活動は確かに、1人の指導者、先生が何十人も教えたりすると、細かく説明、指導できないので、どうしても根性論的な指導になってしまいがち。
指導論の情報も最近は簡単に手に入るので、保護者からのプレッシャーや他校からの批判も多くなってきて、だったらもうやらない…。となるのも無理もない。

若い頃にテニスに出会うきっかけとしての部活動の価値はかなり高いと思います。
その理由は
一番はコストパフォーマンスですよね。
一般的なテニススクールだと、90分で一回2000円から3000円は必要になります。
もしこれが一週間に4回の部活だとしても、月に30,000から40,000円!
部活でこれは現実的ではないと思います。

二番目は生活導線にあること、学校内、近くにあって保護者の送り迎えが不要で、送り迎えができない家庭でも通ってできる。

そもそも、テニススクール、テニスクラブって、そんなに数ないですよね。香川県で11会場で多いと言われてますから、地方の他県はもっと少ない。
全ての家庭が送り迎えできるわけない。

部活動というものが、不要ではないと思います。
部活動を持続させている仕組みの問題ですよね。
教師の働き方改革と部活動の持続させる仕組みは一体ではないと思っていますが。
私の勝手な考え方なので、間違っているかもしれません。

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