フロリダジュニアテニスツアー10



現地12月2日 残すところあと5日となりました。
はじめの3日はキツかったー。でもあっという間の2週間でした。
海外のテニスクラブ、テニスアカデミーを見て思うことは、日本となんでこんなにも違うんだろう…。?
違うと言っても、何がどう違うのか、良いのか、悪いのか。
日本ではすでにインドアスポーツと定着しつつありますが、やはり海外ではまだまだアウトドアのスポーツだと思います。
インドアコートもありますが、アウトドアで楽しんでいる姿をよく見かけるし、アウトドアの方が周りの環境とのバランスが良いですよね

日焼けが富裕層のステータスだし、ウエアもテニスを楽しむ一つになっているので女性たち、子供のテニスウエアもかっこいいですね。
アウトドアコートの周りも植木や花やドリンクなどコートだけじゃない設計も影響してると思います。

全てをトータルでデザインされているということが日本との大きな違いだと思います。
日本はこのトータルデザインを無駄と思うのでしょうかね?植木や水やりが面倒、通路が広いと掃除が大変、コートを1面づつセパレートすると経費がががる。というように、お客様への効果より、自分たちの効率を優先してしまうかもしれませんね。

私は経済評論家でもないし、勉強熱心なビジネスマンでも無いですが、そろそろ日本のスポーツ事業も自分たちの効率重視よりも、お客様への効果重視にシフトしないと、いつまでも事業拡大では人口減や人材不足に対応できないと思います。
お客様自身や仲間、家族が楽しめるテニス環境を整備しテニスを自分たちで楽しむ為の行動を促す手段が必要かなと思います。


10年くらい前にフランスに行きテニスクラブが永続するためには、その人の居場所を作ることが存続する価値だと思いました。
今回のマイアミのテニスアカデミーも敷地内に学校、幼稚園、コミュニティーセンター、カフェ(スターバックス)スポーツジム、公園、テニスアカデミーがあります。

地域の人達が色々な目的でここに訪れる場所がテニスクラブの存続価値だと再認識しました。



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