フロリダジュニアテニスツアー14



今回のフロリダ遠征の大きな目的や重要なポイントをまとめておこうかなと思っています。
①自立
自分のことは自分で解決できる力を少しでも身に着ける。
日本にいると当たり前のように決まったルーティンで毎日が過ぎていると思います。
朝ごはん、学校、送り迎え、練習、夜ご飯、お風呂、明日の準備、就寝というように考えなくても良くなっているわけです。
遠征に来ると朝ごはんも自分で用意したり、洗濯や明日の準備をしたりシャワーも順番があったり、部屋の片づけなども相部屋だと協調させないと上手く事が進みません。
その事が上手く進まなかった時に、自分で解決できるようになると良い思います。



②セルフコントロール
自分で自分をコントロールする事、赤ちゃんは上手くコントロールができないので、何か困ると大声で泣き、なんとか伝えようとします。
しかし、遠征では大声で泣いたりは無いですが、自分が今やりたい事ができるかどうかはわかりません。感情が表にでてしまい感情で相手を動かそうとするわけです。
特に年齢が下がれば下がるほど難しいことだと思います。自分で自分がコントロールできないのに試合中に相手をコントロールすることはできませんよね。
まずは自分をコントロールする力を身に着けて行って欲しいです。



③コミュニケーション力
外国に来るとどうしても恥ずかしさや消極的な感じになり、相手と距離ができたりします。
テニスって一人ではできないスポーツです。相手がいて成り立つので相手とのやり取りが上手な方が練習や試合も上手くいくと思います。
試合中の相手からのジャッジの確認や、相手のジャッジの確認なども自分の意思や考えを相手に伝えなければ言葉が悪いですが言いなりになってしまいます。
訳が分からずニコニコするのがコミュニケーション力ではなくて自分の考え、意思が伝えられるかどうかです。

この3つが遠征の大きなポイントだと思います。
遠征中も何度か子供たちに注意をしましたが、全てこの3つです。
特に終盤になると子供たちにもストレスがかかり感情で伝えようとしてきます。
感情が中心の会話はどこかトゲトゲしくなり相手を不快にさせますよね。
自立、セルフコントロール、コミュニケーション力、この3つは子ども達に伝わったかなと思います。

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